2008年08月06日
シャカシャカ
今日、テレビで幻の「ラジオ体操第三」の話をしていた。
そんな時、カミさんが血相を変えて言い放った。
「セミが、、、、。」
「どうした?」と答えると。
セミが網戸づたいに部屋に入ってきてしまったのだという。
これだけの暑さだ。
流石のセミも脱水症状なのだろう。
出るおしっこも出やしない。
重そうに飛んでいった蝉の姿をみて、ふと思った。
「古池や かわずとびこむ 水の音」
松尾芭蕉の一句だ。
我々と比べたらセミの一生とは本当に儚い。
しかし、彼らも地上に出てからミンミンと鳴き、その一生を懸命に生きようとしている。
生を受けた使命を全うする事こそ、
素晴らしい事なのだと言うことを少しだけセミに教わった気がする。
人は何処までどん欲なのかなんて事を思ったか思わなかったかは、
水辺に咲く睡蓮から誕生した「お釈迦様でも気づくまい」。
Posted by もとお@SEAES at 15:13│Comments(0)
│三題噺
この記事へのトラックバック
皆さん、こんにちは。お待ちかね。「SEAES 三題噺」の時間です。(笑)さて、第6回目のお題は、「蝉」「浮草」「ラジオ体操」です。今回は「俳句でサイエンス」のヒロさんからお題を頂...
第6回:「蝉」「浮草」「ラジオ体操」【SEAESな二人】at 2008年08月14日 11:14