2008年11月01日

サイズと重さ

サイズと重さ

先日のニコン COOLPIX P6000に続き、ライバル機となるキャノンG10が発売
されたところでカメラ店で早速実機を見てきた。

などと書くとインプレのように聞こえるが、興味本位である。
じつはこの手のコンパクトトップエンド機とされるカメラの質感を”触り”に行った
というのに近いのは、性能とは触るくらいではわからないからだ。

よって感覚的になるのだが、まずニコン機を持つとちょっと驚いたことに意外な
ほどに小さい、もちろん小さめで薄いコンパクト機とはあきらかに違う質量を持っ
ているのだが、掌に乗ってしまうほどのサイズに驚いてしまった。

やはり写真と同じく、実際に触ってみなければそのサイズは表示のみでは実感
できないものである。

小さきニコンの塊を展示ラックに置き、隣のキャノン機を持ってみる。
そして、また驚くのはその重さである。
これも誤解をされないように書くならば重さ感である。

じつはカメラとはある程度の重さを必要すると言うのが持論である。
グリップを右手で持つように設計されたカメラを持ち、人差し指をシャッターに置
き、左手でブレないようにしっかりと押さえて、脇をしめ、シャッターを押すという
基本を励行するならば、まずはブレることもない。

ところが実際にそうしてもブレる原因として本体の軽さが影響することがある。
サイズも同じである。

ある適度のグリップ感を持ち、重みを感ずると人の手とはしっかり持つようにな
る。これゆえにブレないと考えている。
グリップなどはその為にあり、掴みやすさで選ぶのもカメラ選びの見識である。

重さはキャノンがいいなと思いつつ、慣れたニコンを持つ。
こちらが軽く、サイズやデザインでも小さく見える。

じつは人の手とはそれぞれサイズが違い、どのカメラがしっかりとつかめるか
は違うのである。

一眼レフがズシリと指に馴染むのは当然なのだが、このサイズのコンパクトトッ
プエンドは、もう少しだけ大きいほうがよいかなとも思うのである。

実機を触ってみることをおすすめする。手にあい、サイフに6万ほどあればおそ
らくは現状ではベストの選択となるはずだ。


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