2008年10月27日

がんばれイッシー

がんばれイッシー

2004-2005年のトップリーグ二年目が開幕する直前の大久保グラウンドではその
年に入団した多くの新人たちが最後のアピールをし、トップリーガーとしてデビュー
するべく準備をおこなっていた。

2004.8/31、大久保に向かったファンサイトは、一人の青年にファンからのメッセー
ジを渡して写真を撮り、ファンサイトに掲載した。
その初めてファンからのメッセージを受け取ったのは、新人のロック、石神勝選手
でした。

当時もヤマハのロックはベテランが居並び、新人の登場できる隙はなかったのだ
が、新人とはいつかチームを去る先輩たちから最速でトップリーガーの技を教えら
れ、いざ出場となれば強いヤマハのフォワードを支える義務がある。
確実なる次世代はライバルである先輩たちが育てる人材にかかっているのである。

ファンサイトが見た新人石神勝選手の印象は遠州弁でいうならば「細っこい」選手
で、背は高いものの先輩たちの作り上げられた体の中では心もとない。
ゆえに石神選手は写真のように芝を全身に貼り付けるような厳しい練習に臨んで
いた。

この写真、その後、石神選手と初めてゆっくり話す機会を得た。
確か2004-2005シーズンの必勝祈願にでかけた磐田天神の境内であったと記憶
している。

その日もメッセージを受け取った彼は、照れてかつての学校関係者からなのだと
言う。大学時代に多くの人に支えられてきた彼は、入団後も応援しますというメッ
セージを受け続けていたのです。

大東大から期待されて入団した石神勝選手は、その後すくすくと体を大きくして
いった。他のロックと背中からみれば遜色なく大きく厚くなり、長い足と腰で立つ
その姿は今のヤマハを支える大きな戦力になっていった。

今一人のファンに戻って自由に言うならば、石神勝選手と佐藤貴志選手は入団
後、めざましく強くなり大きくなった選手である。
彼をみつめながら多くのエピソードを持っているのは、彼にはご家族を含め多くの
応援者がいることからなのだ。

愛情は厳しいものがある。それを受けて育ち続ける石神勝は、常に補強される
ライバルの中で常にスタメンを狙い、それがチームを強くしている。

先輩は前人未踏の公式戦出場記録を持つ勝又貴光選手らがいる。
彼は入団後、最強の先輩たちに教えられ、その引退を見てきた選手である。
彼があばれまくれば、ヤマハは確かに強くなると断言できるのである。

ヤマハを応援する心はイチロー的こころと共に書いています。



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この記事へのコメント
 そのイッシーにロックの道を勧めた大学の先輩がいます。今は遠くの世界から見守ってくれているでしょう。
Posted by Junko at 2008年10月27日 21:26
Junkoさん、イッシーの成長を支えた人がいる
んですね。
高く強く飛び、つきささるイッシーの成長を今は
みんなで応援しましょう。
Posted by シイズな二人シイズな二人 at 2008年10月28日 11:04
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    コメント(2)