2008年09月12日

プジョー207CCでお迎え

プジョー207CCでお迎え

都会に住む女性に似合うのではないかと予想するプジョー207CC。

では男性に乗っていただくなら、お迎えというシチュエーションはいかがか。

キャリアな妻を迎えに、ガレージから乗り出したクルマを走らせる。
妻のクルマであっても、ここはエスコートカーとして乗りこなすシーンなので
ある。

オフィスの近くまで、近すぎず、歩かせず、乗り込む妻のシーンを思い描き
ながら”借り物”の車を停める。
オフィスからはき出されてくる人波を眺めながらさりげなく演出をするのも
”亭主”のつとめなのである。

頑丈な自分の車を置き、妻のブルーライオンを駆り出せば住まいから会社
までの道を新鮮に楽しむことができる。

207CCを購入する決め手として妻が主張した非日常は彼女のストレスの
為にあり、スイッチひとつでクーペはカブリオレに変身する。
帰ってきたなりの彼女を見れば、手ぐしで髪をまとめている。

さぞかしこの昨日を持つCC(クーペカブリオレ)の魅力にはまっているはず。
それを体験してみるのも、妻カーの楽しみなのである。

駅前のロータリーには迎え待ちの亭主族が人待ち顔で佇む。
カラフルな車が迎えに来ては、助手席に乗せては走り去る。

こんな時、亭主というのは誇らしげに車を運転する妻と車を見比べている。

「あんなのがいいな」とお迎えカーを見てはそろそろ新しいのにするかと考
えている。

世の奥様族、車を買い替えたいならば面倒をいとわず亭主を迎えに行くと
よい。
もちろん魅力を発揮するあなたは人待ち顔の亭主族の前に乗り付け、颯
爽と走り去り、取り残された男たちの視線を浴びてみる。

亭主が誇らしく思うのは、素敵なあなたに愛されているというみせつけを
する瞬間なのである。

さて亭主は雨のやんだ街で207CCをカブリオレにして待つ。
妻のオフィスの社用封筒を持つ男たちをさりげに気にしつつ待っている。

「もう少しで終わり、ごめんね」というメールを受けて待つ。

「恥ずかしいのに」とカブリオレに駆け寄る妻を助手席に乗せ、悠然と走り
出すことを思い描いている。

愛する妻を迎えにくる男、そんなシチュエーションを楽しんでいる。

「恥ずかしいことなんかないさ」

妻もまんざらではない顔をして発進を促す。

オフィスの前を通り過ぎて群青に染まる空の下を走り出す。

妻の選んだ車で妻が選んだ自分を売る、207CCを使うシーンなのである。

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このブログインプレッションはシトロエン・プジョー浜松の山下さん
ランドマーク・プランニングのemuさんのご好意で実現しました。

尚、このインプレはシトロエンC2 シトロエンC4ピカソ シトロエンC6
に続くものである。
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