2009年02月15日
イタリアンのチェア
好きな場所という言葉は、建物ならば好きな空間となる。
浜松にいる時に、ここにいたいと感ずる空間がある。それは浜松の郊外半田山に
あるギャラリーRoundTableである。
浜松から広く関東までカバーする建築家集団Landmark Planningの打ち合わせ
と家具と調度のギャラリー兼打ち合わせスペースとして使われるのがRoundTable
である。
ここにはイタリアのチェアやソファが置かれ、オーナーのemu氏自らが買いつけに
行く益子や信楽の焼き物が並び、庭は四季の葉が陰を落とすのです。
このチャアに座り、庭を眺め、気に入った焼き物を手にemu氏の趣味でもある車
談義に花を咲かせる時間が好きで長時間おじゃましてしまう。
気持ちのよいJazzがかかり、疲れたらemu氏のように茶室でごろりと転がっても
みたいと思っているのです。
この隠れ家は、時に心ある作家たちの為の展示会場にもなる。
静かである、静かである。 光が静かで心が静かである。
何かを生みたい時に、ここに行きたいと思うのである。
Posted by もとお@SEAES at 07:10│Comments(0)
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