2008年11月12日
村田亙が仕切る
ラグビーのフォワードは8人、ほぼ100キロ、それを越える選手を合わせれば8人
で1トンと言われるスクラムが組まれます。
味方も1トン、対戦相手も1トンの重量が衝撃音と共にぶつかり、相手を押し下げ
ていくのがスクラムの醍醐味です。
2004-2005シーズン、トップリーグ第6節のヤマハラグビー部の相手はリコーブラッ
クラムズ、選手は応援団と共にビッグアウェイの博多の森球技場で戦いました。
8人の巨大な男たちのスクラムを仕切るのはずっと小柄のSH(スクラムハーフ)
です。
ヤマハには関西リーグ時代に、「ヤマハを優勝させる男」として東芝ブレーブルー
パスから移籍し、見事関西リーグに優勝しヤマハをトップリーグに押し上げた立役
者の一人、村田亙(むらたわたる)選手がスクラムハーフをつとめていました。
レフェリーのコールでスクラムが組まれると、マイボールのヤマハの村田選手がス
クラムの下からボールを差し入れます。
このボールはヤマハの一列目の中央、2番のフッカーが足で後ろへ送り、後ろへ
回った村田選手が拾って、バックスに攻撃の展開のパスをするか、自ら基点とな
って攻撃に走り出すのです。
残念ながら村田選手は昨年で引退(現在はジャパンセブンス監督)されましたが
村田選手の仕切るスクラムの見事さ、展開の速さは見るものをうならせたもので
した。
ヤマハを応援する心はイチロー的こころと共に書いています。
Posted by もとお@SEAES at 20:08│Comments(0)
│ヤマハラグビー部