2008年11月12日

エクリプスの誘惑

エクリプスの誘惑

セリカが亡き今、亡きは残念ながらトヨタのラインナップから消えてしまったことを
指すのだが、セリカに代表誘惑されるコンパクトスポーツの火が消えている。

今ももちろん無くはないのだが、あのうねるような少しグロがかかったようなデザ
インは見かけない、これは褒め言葉である。

さて三菱とはいつの時代も、ちょいと変わった車を発売する車で、その車は常に
少し外している。これも褒め言葉である。
車とは趣味性があってよく、三菱は趣味性が高すぎる車を開発してしまうブランド
である。


かつてのスタリオン、GTO、FTOしかり、いずれも絶滅してしまいながらも、この
伝統は三菱の持つもう一つの魅力である。

北米を中心とした海外専用とされるのがエクリプス、この車は発売当初から、セリ
カ類として、ちょっとマニアックで誰もが選びにくい(セリカと似てますな)車になる
のだが、それにして魅力たっぷりである。

車とは本来一人で「走らせる」と考えれば誰もがこんな車で走りたい”とは”思う
のだが、残念ながら二人以上でという、車に同乗者を求めると、「もっと広い車が
いい~」などと言われることは必至で、選べない。

昔から2シーター乗りに勇気があり、他人と協調しなくてよい強い意志を感じるの
はこんなところであり、セリカやエクリプスにもそれと同様な意思がなければ乗れ
ないのだ。

ゆえに美しく、独特であり、孤高であり、見かけないということになる。

持つファンにはたまらぬ魅力となるのもこの部分である。

きれいな車だねとは言われて、目の中に「羨み」を見ても、買おうとはされない車
とは特別なファンにのみ所有されるのである。

地を這うような低さの車に乗り、ルーフも低い車に潜り込めば、どこまでも運転を
楽しめる、どこまでも連れていってくれる相棒になる。
ただし、どの道路も壁のように前を塞ぐミニバンだらけである。

タントの後ろでも前をふさがれる車は販路もふさがれる、ゆえに現在も北米他の
諸国向けのみに作られている。
かの国の広い道までもふさがれたなら、いよいよスモールクーペは生き残れない。

ゆえに絶滅危惧種となっているのである。

トキが本州でみかけられたという新聞記事を読んだ、そのうち本州でエクリプスが
九州でセリカがなどという時代が来るかもしれませんね。


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