2008年10月28日
山村亮はそーすねっ
5年間の取材を終えて、トップリーグの頂点を目指しつづけるヤマハラグビー部の
挑戦の思い出を取材写真から綴らせていただいています。
2004.8/31 大久保グラウンドは2年目の開幕を翌月に控え熱い練習が続いてい
ました。
ファンサイトの取材カメラがファンから託されるのは選手へのメッセージ、フォーム
から送られたメッセージを専用紙にプリントして練習日に届け、選手に渡した写真
を掲載するとう人気コーナーの仕事がありました。
この日、メッセージをお渡ししたのは新入団の山村亮選手でした。
ご存知のとおり現在はキャプテン(トップリーグでは三代目:久保晃一→木曽一
→山村亮))を努めている山村選手はこの年に入団しました。
確か他の新人が大久保グラウンドに現れてからも山村選手が合流できなかった
のは春からのジャパン代表に呼ばれていたからでした。
山村選手は度々書くように、礼儀正しい選手として知られています。
全体練習後も個人練習メニューをこなし、ストレッチなどを終えて最後の最後まで
グラウンドで練習を続け、グラウンドを出る時には振り返ってグラウンドに一礼をし
て練習を終えるのです。
ポジションは3番、PR(プロップ)、スクラムの要と呼ばれるポジションで文字通り
ヤマハの要として成長してゆくのです。
この日のもう一人は大田尾竜彦選手、ご存知のように大学選手権では山村亮
キャプテン率いる関東学院と決勝で戦った早稲田大学のキャプテンでした。
現在は山村亮選手を支えるバイスキャプテンを務めています。
二人は佐賀工業高校の同期生、違う大学へ進学後、決勝で戦い(関東学院が
優勝)、ヤマハへ同期入団したのです。
大田尾竜彦選手のポジションはSO(スタンドオフ)、指令塔と呼ばれバックス
の攻撃の要となり、自らも前進する選手として成長してゆくのです。
二人へのインタビューをすると、決まって「そーすねー」と切り出すのが癖の二
人、もちろん他の選手にも多い癖なのです。
スポーツマンには多い癖なのかな。
ラグビー人気が高い大学からの入団で、ヤマハはまた新たなファンを得たこの
年、二人はトップリーガーとしてデビューするのです。
第一線、サントリーで山村亮選手はスタメン、大田尾竜彦選手はリザーブから
途中交代でデビューを果すのです。
ヤマハを応援する心はイチロー的こころと共に書いています。
Posted by もとお@SEAES at 20:06│Comments(0)
│ヤマハラグビー部