SEAESの眼(SEAES EYES)

いま、スマートフォンが熱い。
ま、何度も伝えている話なので、今更感は否めない。

少し冷静になって考えてみると、先日発売になったGoogle「Nexus One」も搭載しているOS、
Androidって、Flash Playerは使えるのだろうか？

これについては2009年10月にLAで開催された「Adobe MAX 2009」の基調講演で行われた
プレゼン資料にはしっかりと記載があるのだ。


■iPhone逆転のカギ？ AndroidはフルFlash搭載へ（＠IT） - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100106-00000000-zdn_ait-sci




■動画：Adobe、Nexus One上でFlash 10.1 betaをデモ
http://japanese.engadget.com/2010/01/05/adobe-nexus-one-flash-10-1-beta/




そこで、少し気になるFlashのインスール率を調べてみた。
ちょっと古い資料だが、Jストリームが調査した結果がアップされていたので、
参考になるだろう。


■0507 Ｊストリームはブラウザ、映像アプリケーションのプラグイン調査を実施 ｜2009｜プレスリリース｜株式会社Ｊストリーム
http://www.stream.co.jp/company/press/2009/090507_01/




約一年前の情報だが、追記するべきはOSに「Windows7」がリリースされた事。
それくらいだろう。

そういう意味から考えると、Flash（全バージョン）のインストール率は約98%と圧倒的だ。
逆にマイクロソフトのSilverlightが約24%というところが気になる。

これが、多いのか少ないのかは判定が難しいところではあるが、
これから稼働するプラットホームが増えてくれれば自ずと利用率もアップしていくだろう。

逆にFlash/Silverlightのどちらかしか使わないという事では無く、
両方のプラグインをインストールしているユーザが圧倒的に多いはずだから、
それほど問題にならないんじゃないだろうか。

Silverlightがマイノリティーだとするならば、
こちらに軸足を移すことでSilverlightの開発事案では完全にリードする事も出来る。

そういう見方も出来るだろう。

もちろん、AppleのSafariだって注視するべき事は言うまでもない。