SEAESの眼(SEAES EYES)

米芸能誌ピープルが毎年恒例の「最もセクシーな男性」に、
米人気俳優のジョニー・デップさんが選ばれたそうだ。

その彼が主演した映画「シザーハンズ」は有名ですが、
今回は、”ハンズ”違いのお話を。

九州にあるホームセンター「ハンズマン」、皆さんご存知ですか？

以前、何かの番組で特集していたのを見た事があるのですが、
九州、しかも宮崎県にあるローカル色豊かなホームセンターが、
それほど注目される理由がわからなかった人も多いんじゃないんだろうか？

かなり昔から静岡県西部にも「東急ハンズ」が来ないかな？
と熱望しておりましが、現時点でも実現されていません。

ま、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

何故に東急ハンズが欲しかったか？というと、
カーマやジャンボエンチョー、ケーヨーデイツー、
最近ではカインズホーム、コメリなど色々なホームセンターがあります。

でも、それだけでは満足出来ない。

何故？

結局、何処のホームセンターに言っても並んでいる商品が、
店舗により差が無いというのが一番の理由に上げられるでしょう。

そういう横並び的なホームセンターが沢山あっても、
独自色があって、本当に欲しいモノが手に入る店を求めているのが、
わがままな我々ユーザなんだと思います。

ハンズマンでは、軍手を1枚から購入出来たり、
散水用のノズルに至っては、部品で購入出来るそうです。

これこれ、これを待っているんですよ。

アッセンブリーは販売されているケースが多いものが、
部品単位で販売頂けるのは、嬉しい限り。

確かにアッセンブリーで売るほうが楽だと思います。
でも、ユーザが欲しいのは、その一部の部品だったりすんです。

今までは、まるっと購入していたのかもしれない。
これほど景気が冷え込んでくると必要なものを必要なだけ購入したいと、
購買行動が変化しているんだと思います。

ハンズマン吉尾店では、
18万5000点にも及びアイテムが用意されているようです。

このお店は、プロに選ばれる店作りというコンセプトのようですが、
アマの我々こそ、無駄を省きたいのでアッセンブリーよりも部品単位の方が、
断然嬉しいですし、支持されるのではないかと思います。

しかも、リアル店舗で実現してくれるんですから、
夢の店ですよ。

こんな店が近くにあったら、欲しくも無いもの買っちゃうかもしれない。
例えば、コンプレッサーとかラチェットとか。（笑）

いま、直ぐに必要じゃないんだけど、
何か”使えるかも？”って思い込んで、買っちゃうな。

東急ハンズは、アミューズメントやパーティーグッズが充実しています。
ハンズマンは、生活用品、プロ向けの工具やツールが充実しています。

独自色を出した店作りが、魅力的に見えるのは、
コンビニに飽きてきている証拠かもしれません。

何処に言ってもあるものよりも、その店にしか無いものが欲しいのです。
ユーザは移り気でわがままなモノ。

ユーザ側に選んで頂けるよう、常に新鮮な状態にしておいて欲しいモノです。