2008年10月17日

ギターフェティッシュ

ギターフェティッシュ

フェティシズム、今の口語で言えばフェチ、人はさまざまのものを崇拝し、それを
ある欲の対象とする。
面白きかな人間と思えるところである。

フェティシズムは多く性的なものとして表されるのだがさにあらず、こだわりとか
コレクション、その細目までがじつはフェティシズムなるがゆえんであります。

さて、ギターフェティッシュなるものは、ギターを崇拝する。好きなものには目が
ありませんからコレクションしたり、羨んだり、パンフレットを集めたり、試奏きして
見たりと趣味を追求する。

ではプレーヤーはギターを膝に置く、もしくはストラップで提げるなどの演奏スタイ
ルはさまざまなれどギターを大切に抱いている。
相棒であり、パートナーである。とても大切なものである。

どのフェティッシュもじつは他人から見ればお笑い事であるように、興味のないも
のにはギターであろうと、つまらないものである。
ゆえに大切で仕方がない人が表れる、これは万物が対象になるのである。

あるところで音楽談義になると、一人はしきりにギターがゆえの話しをする。
演奏の前にギターである。
もっといえば、ギターブランドの話でありモデルの話しであり歴史である。

多くの人がそのギターと歌で作り出される空間の話をしている。演奏も歌アン
サンブルもバンドの楽しさの話しである。
それでもギターを演奏するものは少なからずギターフェティッシュでもあること
は認めなくてはならない。

ただし、本質はギターではないことを知っている。
モノが人を凌ぐことはないのだ。

なぜならば、モノは金で買えるからである。

ギターフェティッシュはどこまでもそのギターの音なのだと主張する。

ギターは鳴らす人によって鳴り、その音は聴く人によって賞賛されるべきもので
ある。

物事の本質を”人”からずらしてしまうとフェティッシュはただの変態となるので
ある。


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