2008年10月02日
時代は1.4リッター
時代はダウンサイジング、スモール化に向かい、”エコなる心のケア”を進める
車メーカーはこぞって小型車を発売している。
その中で注目されるのは大型化を進めていたハッチバックのベンチマークとさ
れていたフォルクスワーゲンゴルフの対策車種であります。
ゴルフのベーシックモデルTSIトレンドライン(FF/7AT)の排気量はなんと1.4リ
ッター、じつは既にほとんどのグレードを1.4化している。
最もスポーティであるR32(4WD/2ペダル6MT)が3.2リッターV6エンジンを搭載
する他はこれでほとんどが1.4リッター化されたのだ。
3.2リッターは極端までもほとんどが2リッターであったゴルフの1.4リッター化
は快挙であり、それでも動力性能を失わない改善を行ったことは正義でもある。
リーディングハッチの1.4リッター化を見れば時代はまさにこのサイズのエンジ
ンなのである。
長い時代を経て現在の軽カーより小さなエンジンから”グレードアップ”という
排気量アップとサイズアップの時代を経験してきた私たちは、初めてダウンサ
イジングをエンジンで経験する。
ただし、どのエンジンも”エコな時代”に合わせながら充分なる力を持っている
としたら、今更ながらに贅沢をしていたことに気づく。
「今度の車って何リッター?」 「1.4にしたよ」
「今っぽーい。かっこいい」、こんな会話が成立するエコ時代が来るのである。
Posted by もとお@SEAES at 16:39│Comments(0)
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