SEAESの眼(SEAES EYES)

いずれ、このような技術は普及する。簡単かつ便利、あるべきであり、いらな
いという理由もない。

こういう技術が発達した未来を予想すると面白いものである。

ある高級外車ディーラーに来たＭ氏、好調な売り上げ増から高級外車を買お
うとやってきた。

「あれこれ、それこれ、なかぱっぱ」とディーラー営業マン君が説明し、いざ
契約ということになったところで電話がかかってくる。

おや、と気づいたＭ氏、「これは携帯で開閉ができるかね」

「・・・いや、、残念ながらそれはドコモと日本車の技術で・・・」

一方、Ｍ氏の会社社員のＩ氏、日産ディーラーを訪れ、「これちょうだい」とか
ねてより調べてあった携帯インテリジェントキーを持つ車種を指名買いする。

この車、ドア開閉から、キーなしのエンジンスタートまで可能で、携帯を検知
すると、自動でハンズフリー環境を構築する。

車から携帯を通じて、耳かけのbluetoothのインカムに「ご主人さまスタート
いたします」と声がかかる。

Ｉ氏、「うむ、スタート」　ブルルンとエンジンがかかる。

携帯と我々はさらに生活をフィットさせて、一つ携帯を身につけるだけで車か
ら電車、航空機、支払いの全てを完了させる。
音声を介して、携帯がコンシェルジュ機能などを発揮したら、さらに面白い。

Ｉ氏は携帯に話しかける、「どこの店がいいかね」

携帯はＩ氏の普段の行動範囲を把握し最新の店舗情報から一軒のBARを
探し出した。

「では旦那、ご案内しやす」　携帯は「右です、もう少し、こちらでございます」
と案内する。

こんな時代はすぐそこに来ているので・・・あるかもしれませんな。