SEAESの眼(SEAES EYES)

まず、

「マシンが立ち上がらなくなった」という一報を受けてからマシンを調達しました。

偶然、知り合いが持っていた「DELL vostro 1510」というマシンがROI的にみても、
最良という事で直ぐに購入の運びとなりました。

＃支払いの準備を御願いします。＞イチローさん

スペックは別に大した話ではありませんので、割愛します。

【復旧作業】

　1. HDDを壊れたマシンから取り出す
　2. HDDを外部I/Fを使って接続し内容を確認
　　→　この時点でデータ領域はほとんど無傷だったので速攻コピーする
　3. データ領域のコピーが終わり次第、見えないドライブを確認する
　　→　先日エントリーした記事でも触れていますが「ファイナルデータシリーズ」を使って、HDDの整合性を復旧しFTP関係やデスクトップにあったデータなどを救い出した
　4. データ領域からメール情報やお気に入りなども復旧

何とか、使用出来るところまで完了しイチローさんにお渡しした。

しかし、今回はこれだけでは終わらなかった。

事務所に戻り、
パソコンを接続しいざ仕事をしようしたその時にもトラブルは潜んでいた。

というのも、
イチローオフィスで使っていたADSLモデムからIPアドレスが振られないという事象が出ているというのだ。

NTT関係に回線周りをチェック頂くも回線は異常なしという回答が得られているし、
現地にもスタッフが到着し問題解決に尽力頂いている様子。

ここで再度出動してきました。

【現地で行った作業】

　1. モデムのLANポートとの相性の問題だとするならば、カスケード接続したら解決と思ったら駄目
　2. モデムとHUBをクロスケーブルで接続してみると1.同様
　3. 直接接続で数種類のケーブルを試すも全て駄目（私のパソコン及びNTTさんのマシンは問題無し）

ここで今回の作業で最大の問題に出くわす。

※とても重要ですので、準備がまだの方は是非この機会に行って下さい。

★インターネットプロバイダーへのアクセスパスワードがわからない★

アクセスパスワードがわかることで出来る作業は以下。

　1. 既存モデムを工場出荷状態に戻す（リセットが出来る）
　2. 新しいモデムに設定情報を入力し問題の切り分けが出来る

この2つが選択出来るか出来ないかという事で、
作業が頓挫しかねないところでした。

二人の知り合いで契約プロバイダー関係者の方に連絡し、
パスワードを緊急で確認出来る手段を模索するも土曜日という事もあり、
やっぱり無理。

※パスワード自体を電話口で答える事は通常しないと思われる

どうしようもない焦燥感がただよっている事務所内。

でも、私は諦められなかった。

この程度のことで諦めて溜まるかという事と、
イチローさんのネット復帰を1秒でも早く待っているのは、何を隠そうこの私だからだ。

「SEAESはお節介なのですよ」

なんて冗談を言いながら、黙々と色々な方法をググってみた時に、
ちょっと面白ツールを発見した。

このツールによって今回の作業は無事完了することが出来るのだ。

ここでそのツールの事を記述するのは支障をきたす恐れがあるので、
あえて記述しないが、とても優れもののツールで有ることには違いない。

少なくとも、今回のケースでは本当に助けられた。

以上の事から今回の作業から1つの教訓が見えてくる。

1. 万が一という事を考えて、アクセスID及びパスワードを書類等で保管する事
2. メール及びftpなどのアクセスID及びパスワードを管理する事
3. 何らかのバックアップ体制を整えておくこと

などなど。

本当に沢山の要素が絡み合って原因を作り出しているという事がおわかり頂けるだろう。

「転ばぬ先の杖」は、このブログを読んで頂いている皆さん全員に言えることなのだ。

「備えあれば憂いなし」を声を大にして言いたい。

以上、
もとお＠PC調教師でした。