2008年08月23日

心の中の青年

心の中の青年

スポーツに熱くなるのは、オリンピックばかりではない。

大きな車は”余裕”を持つから、こちさらそのスポーツ性を強調すれば、オー
バーデコレーションになってしまう。

けれど小さなフツーの車のスペシャルチューン車に与えられたSPORTSとい
うエンブレムは我々の体内に残る「青年」が目を覚まさせてくれる。

さらにそのエンブレムが伝説を持つ「サソリ」だとしたら、いわずもがなである。

大きな(この場合、サイズとエンジンが)車になくて小さな車にあるものといえ
ば、工夫とテクニックである。

いまだサイズが小さい日本人が世界で戦う時、私たちが拍手をおくるのは、
小さいものが戦い大きなものを揺さぶり、許せば倒せの心なのである。

車を運転するとしたらドライブでことたりることを、ことさら操縦とまで言うのな
らドライバーの座る席はコックピットと呼ばれる。

そこには戦略と作戦を実行する操縦席であり、おのずからやる気にさせて
くれる場所になるのです。

フィアット500(チンクエチェント)に追加されたサソリ(アバルト)はこのような
コックピット(操縦席)を持ち、この席からウインドシールド越しに見える前走
車を追うことになる。

あえて一番前で走ると書かずに済ますのは、サソリもできうれば無意味な
戦闘は避ける毒虫であると言っておく。

ただし、相手にやる気があるならば、いつでも一撃を食らわす本能を秘めて
いることを知らしめなくてはならない。

ゆえにネズミの各所には、サソリのエンブレムを持つのである。

異型のステアリングからスッと右手を離したところにある5Fのシフトレバー
を自由に繰れば軽いボディを135PSのターボエンジンが瞬発的に相手に
致命傷を与える。

ゆえにこの車はサソリ(アバルト)を名乗るのである。

ちなみにサソリのエンブレムを見ずとも、左右に大きく突き出した耳(ミラー)
が赤くペイントされることでも識別される。

赤耳にご注意を、毒を持つか否かはコックピットに座るドライバーの資質に
よって違うのだ。

でれきばサソリは自由に野に置くのがよい。ゆめゆめ踏み潰そうなどとは
思わないことである。


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