SEAESの眼(SEAES EYES)

今年の春、emu氏の誘いでランドマーク・プランニングのコミューターとして
導入されたスマートfor Twoをインプレッションした。

”車は街を小粋に変える”というemu氏の思想と、車はカタログのみで語ら
ず自らの町に置いて確かめたいという考えのイチローと時々インプレ企画
を考える。
この企画は今後SEAESで受け継いで行こうと考えている。

ただしインプレッションとは車だけに限らず、ＰＣや携帯電話、店にモノと
いう広範囲に展開するというのもひとつの展開になりそうであります。

さて、スマートがモデルチェンジにして１リッターカーになり外形も少し立派？
になった。

この車のデビューは１９９７年になるから遅れること１０年余にして時代の方
がこの”のんびりカー”に追いついた。

この写真のとおり、今の時代はこの小ささを求めている。
もちろん”心のエコ”の為である。

発表時は奇異に思われるファッションと同様にどんなものも受け入れられる
までには時間がかかるのだが、故郷では街を走り回っているとうこの車、
ヨーロッパを飛び出して今やアメリカで売れているという。

大アメリカも”エコ”思考が高まれば先駆したヨーロッパを認める。
日本はヨーロッパ製を既に手に入れていたが、時はまだスピードとサイズ
競争の最中、マイノリティに甘んじていた。

が、この写真、今の時代、この夏ならどうだろう。

十分に検討する対象にあがってくる。

車とは十分な性能、そこには広さのリラックスがあり、マルチな使い勝手
を満たすという要素はあるのだが、今はエコなる要素が選択の要素の多く
を占めている。

さて、この車をどのように使うかはおのずから想像がつくのである。

一家の働き手が多くの時間、車に乗り燃料を費やすならば、一人ないし
二人にはエコなることを求められる。

さて、１０年過去から提案されてきた”伝統の車の先見性”はどのくらいに
アピールするか

多くのメーカーがミニミニカーに挑戦し、あのトヨタもＩＱというスマート車を
登場させる。

ＩＱで賢く思われるか、スマートなる人生か、ウォッチャーの楽しみである。