2008年12月10日
絶壁のアマガエル
冬の雨は冷たそうな雨粒をフロントスクリーンで凍らせている。
またも車の尻フェチはさきほどまで可愛いアマガエルを追っていた。
ワーゲンルポは、ワーゲングループの最小の車として販売されていたが、上位
車種のポロまでとして日本での発売はなくなった。
この”アマガエル”色のルポが特に好きで追いかけていた車尻学者は種が増え
ることがないことを知った。
ルポの特徴はその絶壁さにある。前からの姿はワーゲングループの車であるこ
とは明らかなのだが、ルーフの後端は切り立った崖のようにストンと切り落とされ
たような割り切りのよさでスモールカーを特徴づけている。
切り立った崖でも、車のガラスでも家の壁でもどこにでも張り付いてくるくる目玉
をパッチリと開くアマガエルそのものがルポであり、ゆえにアマガエル色が似合う。
特に雨の日のルポはまさに水を得たカエルのように生き生きとしているのだ。
ケロケロと鳴くルポ、新型ワーゲンはさしずめウシガエルで牛のようにモーモーと
鳴くように思えばワーゲンのコミカルな姿はまた楽しい。
いずれも足をぐっとふんばって生きる姿はカエルそのままなのだ。
絶壁のアマガエルのルポは日本ではその種の繁殖をとめた。
つまりは絶滅危惧種になったのである。
そうなると、急にコレクションしたくなるのが人情であったりするのだ。
Posted by もとお@SEAES at 00:09│Comments(0)
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