2008年11月24日
箱根峠のおばちゃん

少しに詰まってきたり、忙しさが加速すると心を逃がす場を探す。
毎冬に逃げ込むのは富士山を眺められる朝霧高原だったり、岐阜の高山だった
りするのだけれど、グッと冷え込み、最終ダッシュをかける師走が来る前に逃げ
込みたいのは箱根なのです。
国道1号をまっすぐに富士、沼津、三島と通りすぎれば箱根峠、三島までは車線
いっぱいに渋滞していた車が嘘のようにいなくなり、急な坂を車で上って行けば
上り坂のカーブ毎に別天地に近づいてゆくのです。
かつては東海道の難所、大きなトラックが行き来した街道も今は観光のみに使わ
れる道となり、上るたびに空気が変わり、上りきれば箱根の魅力的な入り口に
着くことができるのです。
その峠には広い駐車場を持つ、かつてのトラック向けの食堂があります。
気丈そうなおばちゃんが守る店は、もう古い建物ながら掃除が行き届いていて、
到着するドライバーにおいしいご飯を食べさせるのです。
トン汁であったり、野菜炒めであったり、机の上に置かれたロースターでは肉も
やけて過酷な運転で疲れたドライバーたちは力をもらうことができるのです。
どんな素敵なレストランが並んでいても、そこは客と店という関係だけれど、そこ
にはおばちゃんが「家」のご飯を食べさせてくれるのです。
満腹な腹と心で箱根峠から芦ノ湖を見れば、ここが別天地だとわかる。
そして誰もしらないような小さな宿の温泉を目指すのです。
箱根、お湯、体を伸ばして浸かり、そしてまた帰ってくる。
せまる月末、師走に向かってそんなことを考えているのです。
箱根に行きたいなあ。
気丈そうなおばちゃんが守る店は、もう古い建物ながら掃除が行き届いていて、
到着するドライバーにおいしいご飯を食べさせるのです。
トン汁であったり、野菜炒めであったり、机の上に置かれたロースターでは肉も
やけて過酷な運転で疲れたドライバーたちは力をもらうことができるのです。
どんな素敵なレストランが並んでいても、そこは客と店という関係だけれど、そこ
にはおばちゃんが「家」のご飯を食べさせてくれるのです。
満腹な腹と心で箱根峠から芦ノ湖を見れば、ここが別天地だとわかる。
そして誰もしらないような小さな宿の温泉を目指すのです。
箱根、お湯、体を伸ばして浸かり、そしてまた帰ってくる。
せまる月末、師走に向かってそんなことを考えているのです。
箱根に行きたいなあ。
Posted by もとお@SEAES at 09:37│Comments(0)
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