2008年11月06日
有識者・学識経験者
テレビを見ていたり、なんらかのニュースで聞く言葉には「?」なことが多くあり
ます。
気になる言葉の第一回として「有識者・学識経験者」について考察してみます。
有識者とは「学識のある人。見識の広い人」であり、その道の専門家であり、
その方面の専門であると広く認められた人という意味だそうですが、果たして
そのように思われているか。
気になるのは選ばれた人ということではなく、「有識者・学識経験者」という言
葉の響きです。
有識=良く知る、という意味ならばかまいませんが言葉の響きは、無識者の
反対という意味にとれてなりません。
無識者の前で、有なる人の話がある、無識者よだまって聞け的な言葉の響き
を感じるのです。
こういう場合は、有る、無いという分け方をするよりも、専門家、専門研究者と
した方が選ばれた人も責任ある話ができそうに思えます。
さらに学識経験者は、学という言葉に表されるように、ある専門の先生である
ことを思わせる。
この場合も、専門学研究者であってよいと思うのです。
この問題を論議するにあたり、専門家、専門学研究者のみなさんのご意見を
伺う機会を設けました。
この方がスッキリとわかりやすいと思うのです。
しかし、どのような学問であろうと、人の為に役立つことならば、その使い手は
無識者であるが、使い続けそれを生活の糧とすべく生かす人たちです。
「評論家、いつもは何をする人ぞ」という言葉のとおり、ご専門がある方は常の
活動で評価されるものであります。
識者とは専門研究の上、専門分野での活動を高く評価される庶民の代表で
あってほしいと思うのです。
いかがでしょうか
Posted by もとお@SEAES at 10:05│Comments(0)
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