SEAESの眼(SEAES EYES)

民間４駆ブームはダットラの４駆からはじまったことを覚えている。

赤よりレンガに近い深い赤のダットラ４駆、続いて４駆ダブルキャブが街に現れ
れはじめたのはキャブが市民権を得た最初の年となった。
じつに友人もそれを購入し、もっともお洒落な”タウンカー”として活用した夏が
ありました。

ダブルキャブの成功からよりタウンで使われることを想定して作られたのがワ
ゴンタイプの４駆、ハイラックス（サーフ）などの参入でより乗用車に近づいた。
並行してスーパー４駆と呼ばれるパジェロなどの成功で世の４駆ブームは頂
点を迎えたのでした。

どこでも走ることができる。
機能で言うならば冬場は積雪地帯になる地域でのセールと、スキー、スノー
ボードへ行く足としてつかう足としての活用、もちろん広い荷室を持つこれら
の車はアウトドアへ遊びツールを満載していく足として広がっていったのでし
た。

４駆の夢は遊びへの夢を創出しています。
自らの趣味を満喫するための道具としてアウトドアツールの一つとして検討
される車は、他の車選びとは異なっている。

アウトドアメーカーウェアやツールメーカーのコラボも盛んに行われる４駆は
対象は限られど、いつも遊びの夢を積んで走っているのです。

秋は郊外へのドライブに行きたくなる。山へ静かな海へ、もちろんその時の
選択肢は４駆は外せない。
夢とワクワク感を積むのが四肢をふんばる４駆であること、これは道具選び
にうるさい、現代の遊びへの夢なのです。