2008年10月10日

ブログはどこに置くべきか

ブログはどこに置くべきか

あるクライアントからの相談があった。

案件はホームページと、ブログの関係である。

彼は言う、「ホームページとブログは同一ドメイン以下であるのが望ましい
のではないか」

ご存知のとおりSEAESは民間のブログポータル”はまぞう”にブログを置い
ている。
もちろんYahooであったり大ブログポータルに置くということも考えたのだが、
地元浜松を拠点にしている限りは、それでよいと判断した。

問題は同一ドメイン下にブログを置くべきだということである。

詳しい方にはお分かりのようにホームページと同じアドレス下にブログを持つ
ことは可能である。

ただし、ブログをPR手段とする場合は、まずその方法を取るのは”損”となる。
なぜならば、PR手段とは”いくつも”あるべきであり、PR媒体であるホーム
ページは手段1とみなす。

ブログは手段2として、別に運営されるべきであるからだ。

ご存知のようにホームページもブログもそれぞれアドレスを持ち、その特性
から違う層に見られる可能性がある。

ホームページで稼ぐアクセスとブログで稼ぐアクセスを分離しておきながら
上手にリンクすることで共に栄えることは2つあることで可能となるのである。

まして民間のブログポータルは傘下会員のブログに対して常にウォッチを稼
ぐ手段を講じている。

たとえば”はまぞう”であるならば、アップした記事はブログポータルのトップ
に表示される。 ここで期待すべきは出会いである。
PRの基本として、”最初の出会い”は常に期待するものである。

ブログはそのブログサイト、ならびにブログの集合体(例:はまぞう)に置いて
いるだけではない、ping(ピング)という機能を使って広く全国からウォッチさ
れる仕組みを持っている。
つまり、はまぞうに書きながらも全国から閲覧されるのだ。

ならば、そのPR手段を地元という自分に密着したところに置き”はじめて”の
出会いをもらいつつ、全国にアピールする。
その出会いを増やすシステム的なバックアップは民間ブログポータルの努力
に依存してもよいのだ。

一度自分が書いた話題について大なる検索サイトで検索してみるといい。
いかにブログが検索に親和しているかがわかるのだ。

自らのブログをホームページ下に綴るならば、その読み手は明らかに民間に
置くより閲覧は減る。
ならば、その下に置くことは広くPRすることにはならないのだ。

このブログを読む方も多くは民間の大きなブログサイトに置く、その方法は正
しく、疑うものではない。

ホームページのある同一ドメイン下に置くのは、もう少しファンを囲いこんでか
らで充分なのだ。


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