2008年09月18日
うまいと言わないブログ
さまざまなブログを見ておりますと、うまいものがズラリと出てまいりまして
「いいもの食べてるなあ」とうらやましがる。
まあ、これは大いに写真の功罪でございまして見ているだけで腹が減って
まいります。
仲間が寄りまして、うまいものを食った時に「うまい」とも「おいしい」ともブロ
グに書かずに伝えよと言うのです。
味を表すに、「おいしかった」とか「うまかった」は普通に使う言葉だからうまさ
の度合いがわからないと言うのです。なるほどの言葉でした。
食べるものの味だけでなく、食べた店や家の状況、その食べ物の思い出な
どを書き加えるだけでその人の見た食材に文章のうまみが乗ってまいります。
「しいたけ食べたおいしかったよ」では子供の絵日記である。
「焼きたてのしいたけを”ホガホガ”といただきました」ならば、作者のホガホ
ガという表現で熱かったのだろうと想像する。
「母さんがとってきてくれたしいたけに醤油をジュッとかけました」ならば、ま
るで醤油の焼ける匂いがしてくるように思えます。
文章とは難しいものではありませんが、食べただけでなくあなたらしい表現
を加えることにより、読む側はあなた自身のことを知ることができるのです。
絵日記に問題なしと考えればそれもよし、あなたが何かを伝えたいのであれ
ばあなたの状況説明であなたを読ませることができるのです。
さて、今日は何をいただきましょうかね。
自分を加えて味を深める。 伝わるように書いてまいりましょう。
Posted by もとお@SEAES at 07:07│Comments(0)
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