SEAESの眼(SEAES EYES)

欲しいものがあれば人を踏みつけても手に入れる。
上がる欲があれば人を踏み台にしても上ってゆく。

自己を主張する為にディベートを習い、たまに持ち上げれば梯子を取る。

そんな競争ばかりでは疲れないかい？

一所懸命に働く人に真剣なだけじゃだめさと言い。
金があれば
じゃまにならないよと誘惑し、こだわらずに表面の言葉だけを言う。

深く考えず、全てを楽しいと言い、人は皆そうだと正当化する。

ありがとうと言えず、言った通りになったと言い、目立つ所に立ち、
上からものを言い。

もらうだけで与えず、人の持ち物を欲しがり、察することができず、
いつも中心にいたがり、知っていたと言う。

汗をかかず栄誉を欲しがり、本当のことを知らず経験をせず、
いつも自分の土俵に持ち込んで自分の有利を考え、ケツをふけず、
ふくような場に行かず、それみたことかと言い。責任を取らない。

そんな人になるくらいなら愚鈍なまでに考えて、ありがとうと言い、
おかげさまでと感謝して、名もなく貧しく生きてゆく。

察する心で接したら一歩下って後押しし、君の力だと祝福し、
人の為にオロオロし、自分のことのように喜び よかったなあと言う。

そんな仲間が少しだけ、自分がオロオロ出来る数だけほしい。