2008年08月11日
まあちゃんのロータス
↑ロータスの隣の女性との高さ対比をごらんください。
東京時代と言っても23歳まで、今からもう30年ほどの昔になる。
東京の下町、浅草の反対岸の向島に修行に出た自分を待ち構
えていたのは「スーパーカーブーム」でした。
漫画「サーキットの狼」全盛時代、学生時代をフォークソングで暮
らしていた自分はいきなりこのブームの中心?に入ることになる
のです。
お店の若大将のまあちゃんは6才年上。
仕事を終えると「イチローちゃん行くか?」と誘ってくれる。
借りているガレージにあるのはまさに「ロータスヨーロッパ」その
車だったのです。
車好きなまあちゃんが、仕事に打ち込むからと買うことを許され
たヨーロッパは、興味がなかった自分にはペタンコのスリッパの
ような車でした。
地上高さ1100mm弱という車は腰より低い位置に屋根がある。
乗り込むにはドアをあけてそのままは乗り込めないのです。
まずは地面に腰を降ろすほどに座る。
足をすべりこませながら、強引に体を車内に押し込み、足を前に
突き出せばようやく収まるのです。
当時走り出したシビックの窓の底辺、つまりドア位置にロータス
のルーフは位置している。
まさに地を走るサブマリンでありました。
「イチローな、コイツを運転するときにはレーンの中で右に左に
振らないといけないんだ」
まあちゃんが言うのには、低すぎるロータスは前走車から見え
ない。
急な制動などに気をつけさせる為にもまずは目立つことが心
がまえだと言うのです。
レーンチェンジはハンドルをわずか動かすだけできめることが
できるロータスが、一般車両の後ろを左右に振って走る。
これだけでもロータスが戦闘態勢にあると思われる車であった
ことがわかるのです。
続く
仕事を終えると「イチローちゃん行くか?」と誘ってくれる。
借りているガレージにあるのはまさに「ロータスヨーロッパ」その
車だったのです。
車好きなまあちゃんが、仕事に打ち込むからと買うことを許され
たヨーロッパは、興味がなかった自分にはペタンコのスリッパの
ような車でした。
地上高さ1100mm弱という車は腰より低い位置に屋根がある。
乗り込むにはドアをあけてそのままは乗り込めないのです。
まずは地面に腰を降ろすほどに座る。
足をすべりこませながら、強引に体を車内に押し込み、足を前に
突き出せばようやく収まるのです。
当時走り出したシビックの窓の底辺、つまりドア位置にロータス
のルーフは位置している。
まさに地を走るサブマリンでありました。
「イチローな、コイツを運転するときにはレーンの中で右に左に
振らないといけないんだ」
まあちゃんが言うのには、低すぎるロータスは前走車から見え
ない。
急な制動などに気をつけさせる為にもまずは目立つことが心
がまえだと言うのです。
レーンチェンジはハンドルをわずか動かすだけできめることが
できるロータスが、一般車両の後ろを左右に振って走る。
これだけでもロータスが戦闘態勢にあると思われる車であった
ことがわかるのです。
続く
Posted by もとお@SEAES at 00:30│Comments(0)
│クルマっちゃうな