2008年08月03日

初期型 EP71

初期型 EP71

往年の名車「TOYOTA スターレット。」

最初に手にしたのは、初期型。

この車は本当に楽しい車でした。

私が入手する前のオーナーは「箱入り娘」として育て、
エンジンにも地道に手が入っていたとても良い状態の車でした。

あのエンジン音が懐かしいです。

その当時は、直管のマフラーだったので、
遅くに帰宅すると近所の方には本当に迷惑をかけた事と思います。

1300ccという小排気量なんだけど、フライトイール交換、エンジンバランス取りなどなど。

細部にわたるチューニングがとても有効に作用していた。

しかし、別れは本当に突然やってくるのです。


愛知県にあるお客様で打合を行った帰りの高速。

もの凄いスピードで追い上げてくる「覆面パトカー」。

#今でも覚えているなぁ~ 三河ナンバー鶯色のセドリック。

「前の車、止まりなさい」

誰の事?って思ったら私の後ろにいました。(笑)

自分としては何も問題無い”つもり”でお巡りさんと話をしたら、

「運転手さん、車高低すぎ」

え?

それだけで止められたの?

ま、車高は低くて格好良かったです。

が、よりによって後部のジャッキアップしたんです。
高速上、しかも助手席には上司である部長が乗っている。(T-T)
私、スーツ着用。

こんな経験は二度とごめんだけど、しょうがないです。

ジャッキも普通のジャッキじゃなくて油圧のジャッキです。

ま、だから楽だったという話もあるんですけど。

あげたら最後。

「スプリング、グラグラじゃん。」

お巡りさんの一言に、お先真っ暗な私。

「運転手さん、じゃパトカーの後ろに乗ってくれる」

そう言ってお巡りさんはパトカーへ。

私は何も言うことが出来ずパトカーで「整備不良」のキップを頂戴することになる。

ま、車高だけだったので良かったです。
音もうるさかったけど、車高の方が気になったという事でした。

何れにしても浜松に戻ってから直さなきゃいけないな。

そう思って、部品を探す手配を始めました。

と言っても、
新品のスプリング買いほどの予算もありませんから、
解体屋をいくつか回ったり先輩からEP71がある解体屋を紹介して貰いながら、
色々と選択を考えてみた。

そんな時に、

「EP71のターボが磐田の解体屋にあるぞ。」

そのまま、その解体屋さんに電話して、
スプリングを取り置きして貰いました。

週末、取り置きしたスプリングを貰いに伺い。

いつもの店でひとしきり車談義をして、
さて、明日の「足回り交換作業があるので」と思い立って、
自宅に戻る途中で事故って廃車になってしまったのです。



いつか壊れる時が来るとわかっていても、
なかなか現実を受け止められなかった。

そんな初期型EP71ストーリーでした。


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Posted by もとお@SEAES at 15:17│Comments(0)ノスヒロ
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