2010年05月10日
お騒がせICレコーダー

今、にわかに注目を集めているICレコーダーが、
三洋電機から発売になった「ICR-XRS120MF」だ。
■ICR-XRS120MF:トップ | ポータブルラジオレコーダー | 三洋電機
http://jp.sanyo.com/icr/lineup/xrs120mf/index.html
■三洋、ラジオ内蔵/クレードル付属の薄型PCM/MP3レコーダ -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100406_359369.html
何の変哲もないICレコーダー。
このレコーダーには、”トーク飛ばし”機能が搭載されている。
”トーク飛ばし”とは、FMラジオのトーク部分を飛ばして、
楽曲のみを録音出来るという、気が利いていると言えば聞こえはいいが、
トークの重要性を軽視しているという事で、各方面で話題沸騰中という事だ。
■トーク飛ばして録音 新型レコーダーがリスナー巻き込んで物議 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100507/biz1005072227015-n1.htm
私も小中学生時代は、エアチェックしていた口なので、
この機能を搭載したら便利じゃないか!と思った担当者の努力が目に浮かびます。
また、京都にあるラジオ局「kiss-FM」では、
確か1時間でトークは30分毎の曲紹介のみという番組を聞いた時には、
本当に驚いた。
ラジオ局側もリスナーに、
何とか楽しく放送を聞いてもらいたいという環境作りを工夫されているのだなと、
感心させられたものです。
このような有り意味、”画期的な機能”を搭載したのだったら、
反対の機能『トーク残し』も搭載したら良かったのに。
惜しいな。>三洋電機
今、ラジオはサイマル放送をはじめ新しい道を模索している最中です。
また、新しい技術や機能の芽を摘む事は控えた方が良いように思う。
しかし、三洋さんの”計算通り”に世論が反応しているのかもしれないな。
もしそうだとしたら、やるな。>三洋電機
そういう事になるのだろう。
Posted by もとお@SEAES at 17:17│Comments(0)
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