2009年11月18日
立ち読みから端末読み?
日本書店商業組合連合会が書店に設置した端末で、
漫画の単行本を試し読み出来るシステム「ためほんくん」の実験が、
2009年11月3日から開始された。
2010年3月までの期間で実験を行い、現場からのフィードバックを経て、
来春から本格導入を開始する事を計画しているようだ。
最近、書店に行くと立ち読み防止のビニールが被せてあり、
内容を確認してから購入する事が出来なくなっている。
立ち読みによる書籍の傷つき等を抑制する事が目的なんだろうが、
味気ないのは否めない。
学生時代、書店でバイトをした経験があるものとして、
漫画などの書籍にビニールを被せる作業は意外に大変なのです。
#ゲーム屋さんみたいに”空箱”的なモックアップを置いて、
#店の奥から持って来る事も出来るね。
袋入れの手間を省けるだけでも、書店側の負担は軽減出来る。
購入者は購入前に中身を確認出来る事で”事故”を防ぐ事が出来る。
ここで言う”事故”とは、
既に購入しているコミックを買ってしまったりする事だ。
小生も「こち亀」では一冊、
「ゴルゴ13」では同じものを二冊も買ってしまった。(泣)
中身を確認する事と同時に、
今までの購入履歴が「ためほんくん」導入店で確認出来ると、
更なる囲い込みになるんじゃないかと思う。
ちょっと期待出来るサービスだけに、一度、実機を確認してこようと思う。
東京都内では、
渋谷駅前にある「大盛堂書店」に設置されているようだ。
□書店名:大盛堂書店
□住所:東京都渋谷区宇田川町22-1
□電話番号:03-5784-4900
□http://www.taiseido.co.jp/
■書店の端末で漫画を試し読み 福島、広島など11店で実験 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102801000747.html
■日本書店商業組合連合会「本屋さんへ行こう!」
http://www.shoten.co.jp/
Posted by もとお@SEAES at 16:39│Comments(0)
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