2009年02月07日
ブログは性善説の素
昨日から報道されている、芸能人のブログへの中傷書き込みから事件に発展した件
について、今更ながら寂しいものだと感じています。
コメントの受付を可としているブログは、書き手と読む方の心を繋ごうと開設されてい
ますが、可としている限りはそこを訪れる人の共通の場として認識することが大切です。
書かれた記事は、外に発表されるものですから、誰でも読むことができますが、コメント
の場は、書き手との対話の場となります。
家で言えば、外の誰もが入ることができるようにした部屋とみなされています。
ただし、それは好意で開かれているのです。
そこでどんな話題を展開するのかは、まず相手の部屋の中にいることを意識しなけれ
ばなりません。
訪問したお客としてのマナーを守るのが最低限のルールなのです。
そこでは自由な発言を許されますが、自由はまずブログを開設した人が性善説をとって
開いた部屋だと認識することからはじまります。
コミュニケーションとは、人と人が何かで触れ合うことからはじまります。
触れ合う場所は、「いらっしゃい」と開かれたところにあります。
ブログのコメント欄は、いらっしゃいと開かれた相手の心です。
そこに書かれることは、いらっしゃいに応えることからはじまります。
互いに高めあい、相手の気持ちになり、今日起きた「うれしいこと」としてコメントが使わ
れるなら、ブログの性善説が成り立ちます。
相手をおとしめ、揶揄することでは何もはじまらないのです。
ブログは性善説で、楽しいことがはじまるワクワクを広げること、ブログの歩き方とは
そういうことなのです。
Posted by もとお@SEAES at 07:10│Comments(0)
│ブログの書き方歩き方