2009年01月10日
イエローカーを追え
30年も前ならばレッドカーが目立つこともありましたが、今や赤などは当たり前、流行色
のブルーもそこそこ見かける中に街道で一番目立つのはやはりイエローカーの姿です。
危険色であるイエローは光によってその濃さを変え、どのメーカーのどの車もイメージカラ
ーにするにが冒険が過ぎ、また明らかにイエローイメージでない車も多いから、選択肢の
中にイエローが存在しない車も多く、この色に乗ること自体がオーナーの持つイメージを
少々”冒険家”として映すのです。
イエローカーは選択肢として希少なだけでなく、”目立つ”ことを前提としている。
使うシチュエーションはハッピーなる休日を現してしまう。存在そのものが”遊び”に結び
ついているのです。
ゆえにイメージカラーがはっきりしている車にイエローを選ぶオーナーは”ある尊敬”を受け
る、イエローは色だけでなく選択そのものが”危険”をはらんでいるのです。
渋滞する街道の先にイエローの車を認めると、オッと気分が明るくなる。
車という趣味世界にはやはり極めた人たちがいるべきなのです。
一度だけレモンイエローの車を持ちましたが、乗ってしまえば意識しない色は見かける人
に強く印象づける。
「昨日あそこを走っていたね」と言われ、「随分美人を乗せていたぜ」などと声をかけられる。
オーナーより車が目立ってしまうというこの現象に、「同じ色の車がいるんだよ」などと軽い
嘘をつく。
やはりイエローカーでの休日はハッピーな郊外への旅が似合うのでしょう。
休日をイエローカーで楽しむオーナーは、渋滞路でもまわりをなごませているのでした。
Posted by もとお@SEAES at 00:20│Comments(0)
│クルマっちゃうな