2009年01月09日
オペルGT
んんっなんだ、若い方にはこの車を見てもどの国のどのメーカーの車なのかわから
ない方が多いかと思います。
アメリカのスティングレイにも似たコークボトルなスタイル、リトラクタブルライトを持ち
取り回しのよさそうな小型のこの流麗なクーペはまったく無国籍に見えますね。
答えはオペルGTというドイツ車です。
1973年に生産を終えていますが、当時日本でもけっこう走っておりましてそのカッ
コよさは抜群であったと記憶しています。
正確にはオペル1900GTと言い、大きなエンジンを積まずまるでミニコルベットな
ボディは使いやすそうに思いました。
主力の色は黄色や赤などが多くみかけました。
アメリカ流のおおらかなデザインでありながらヨーロッパ車のセンスを持ち、当時は
珍しかったリトラクタブルライトを持つクーペは、少し早すぎた感がありました。
今の時代に現れたら街を小粋に走る車としてもてはやされたかもしれませんね。
車の歴史の中で、あらゆるメーカーが独自の発想で車を作っていた頃、このような
楽しいデザインが生まれることがありました。
Posted by もとお@SEAES at 00:20│Comments(0)
│クルマっちゃうな