SEAESの眼(SEAES EYES)

ある事業者がブログ活用に目覚め、商材を広く通販したいと思うようになったと聞いた。
これがブログの一つの可能性であり、めざめである。

ビジネスブログにおいて最大の魅力はインターネットの活用である。

ブログのコミュニケーション能力は言い尽くされてきたインターネットの活用の基礎であ
り、どう取り組むかの修練の場であり、可能性を見出す場所なのである。

その先にある、通販はまた別の難しさを持つがこれは商業者にはチャレンジすべきこ
とであり成功を目指して進むことは仕事そのものである。

そこで忘れてならないのは商売は人ありきということである。
最初のチャレンジがブログであれば、いかに人が人をひきつけることを知る。

共感というものはモノにでなく伝える人にある。

まさにモノを前面に押し出しすぎた通販大手の下降現象は、モノばかり並べ過ぎた代
償である。

モノを売らないでどうすると通販は言い、多くの商品を集めた。
集まったものがあまりに多すぎてモノはモノに飲み込まれて差別が図れなくなった。
その差別化を図れと言われて気づくのは商品は人に売られているということなのです。

名物親父がいる、看板娘がいる。こしらえる無骨な職人がいる。そして商品がある。
全国どこでも手に入るプロダクト商品でない限り、人がこしらえるものには人の個性が
出る。

手作り品が注目されるのはそこである。

そしてブログが活用され、多く読まれているのは人にはモノ以上の個性があることに
気づいたからである。

どんなサイトもブログのアクセス数の合計にはとてもかなわないのは、人の注目とは
人にあるからである。

通販よしとしながらも、そこに人の要素が加われば最大の力となる。
ブログとは地域にありて日本を狙うことができるツールである。

人の書いたものは必ず共感を持つ人がいて、その輪を広げることができるのである。