2008年12月14日

オットマンへの招待

オットマンへの招待

ドライバーというものは、お乗せした方を安全かつ快適に過ごさせなければならない。

紳士であることは大きな美徳である。などと言いましても優しさにも限度がありますが、
車の装備でそれを現すこともできる。

日産のTEANAというセダンは助手席に座る方を最上級でもてなすシートを持っている
のです。

街で見かける車には、夫婦であっても奥さまを後席に座らせるという紳士もいる。
もしかしたら後席に乗り込み、快適に過ごすという奥さまは旦那様をショーファー(お抱
え運転手)と任じているのかもしれません。

それでも大切なパートナーを安全に移動させる為に我々は心を配り、急発進、急制動
をすることなく、なめらかに車を走らせることをモットーにする優しい夫なのであります。

さて、TIANAは決してヒットしている車ではありませんが、このシートを持つことで男た
ちの優しさを図ろうとしています。
もちろん、この車を選ぶのにパートナーを介在させないのがよろしい。

このシートがあるからこれにしましょと言われては優しさのみせどころがありません。

全て内緒でこの車を購入し、ドアをあけて中に招き入れることを想像した男は、やはり
紳士であると言えるのであります。

助手席シートにはオットマン(足載せ)がついておりまして、電動でふくらはぎあたりを
持ち上げる。
さあ、ゆっくりおくつろぎ下さいと、男のわがままな外出やドライブにつきあっていただく
淑女に最大の優しさで対応するのであります。

ときどき思い出しては男たちは、この選択はありかなしかと葛藤する。

こんな情報は広く女性に知って欲しくないと思っている。

そして選んだとすれば、それは専用カーとして自分がショーファーになることを認め、
ゆえに紳士であると自分を誇るのであります。

パワーオットマンに足をのせ、すやすやと眠りながら移動する我がパートナー。
ショーファー君は、眠っている人の為にさらにやさしく走るのであります。

紳士ならばこれを選ぶ。それは間違いのない夫の優しさとしてみなされるのであり
ます。

その分、優しくしてもらえるか・・・・それは保障の限りではありません。


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