2008年12月08日
地味なスタさん
どの時代にもベーシックカーと呼ばれる車があります。
メーカーの最小排気量の車はサイズも排気量も配慮されたシティコミューターとし
て活用され、その車にはそのまたベーシックグレードと呼ばれる廉価車があります。
今から20数年前、トヨタスターレットは現代ではパッソやヴィッツなどのポジション
にいた車でした。
妹が就職し、車を探せと言われ見つけてきたのが赤がかわいいと思ったスターレッ
トでしたが、これが気に入らないという。
今でこそシンプルなラインは見直されていますが、地味だという。
今ならば車のインパネは、メーター類からオーディオ、カーナビまでセットされた車
は光の満艦飾で豪華なものですが、当時のスターレットのインパネはメーターとラ
ジオだけですから夜ともなれば真っ暗でさみしいと言うのです。
兄は急ぎカーステレオを探して取り付けた。そんな時代がありました。
車はスタイルも大きな要素ですが、乗り込んで見る内装も同じくらいに乗る人のス
タイルやセンスを問われるものです。
ベーシックでシンプルな趣味から、豪華な光が並ぶもの、シックな木目を見せるも
のなど趣味はさまざま、何もついていないというものも一つの見識のように思えて
います。
スターレットは次第に後付豪華になっていきましたが、見つけた時のシンプルさも
妹には似合っていたような気がしたのでした。
やがてスターレットは男たちの走りのシーンに登場する車と知る。
小さなシティコミューターはベーシックな装備でボディはカラフル。
街を小粋にしてくれるシンプル車を応援しています。
Posted by もとお@SEAES at 00:20│Comments(0)
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