2008年11月09日
ステーションワゴンに乗って
どの時代にも時代を象徴する車がある。
日本のモータリゼーションが盛り上がった頃、車種展開はまさに”世界”を模倣
していた。 まだ、車をどう使って楽しむかを模倣していたからである。
ステーションワゴンという車種がある。
同時に日本は商用車としてのバンを多く売り出しはじめるのだが、ステーション
ワゴンの伸びやかなスタイルはまさにアメリカを感じさせていた。
どうしてステーションと呼ぶかと調べればwikiは教えてくれる。
鉄道旅行がほとんどであった時代のバゲッジを駅から最終目的地に運ぶ為には
大きな荷室を持って大人数が乗ることができる車が欲しかった。
そこに登場したのが、バンではなく旅行者と大切なバゲッジを駅から運ぶ車、そ
れがステーションワゴンである。
日本ではクラウンやセドリックに現れた日本フルサイズステーションワゴンの格
好よさは誰もが認めることである。
5~6人を乗せ、広いラゲッジを持ち、ハッチのガラスのみを開けることができる
ステーションワゴン。
コンセプトは大切な乗員と遊び道具である。
さらにステーションワゴンの検索はさまざまな呼び方のこの種を教えてくれた。
BMW - ツーリング
アウディ - アバント
オペル - キャラバン(日本では「ワゴン」の呼称を使用)
サーブ - エステート
シトロエン - ブレーク
プジョー - ブレーク→SW(ステーションワゴンの意)
フォルクスワーゲン - ヴァリアント
ボルボ - コンビ、日本ではエステート、米国ではワゴン
ホンダ - エアロデッキ(Aerodeck)。
レクサス - スポートクロス(SportCross)。初代ISに設定されたワゴンの名称
ローバー - ツアラー
ワゴンという車は、使いみちの想像カーであり、趣味のはじまり、深まりを感ず
る車である。
ステーションワゴン、ブレークあたり、週末にはこういう名の車に乗りたいもの
である。
Posted by もとお@SEAES at 00:22│Comments(0)
│クルマっちゃうな