2008年10月09日
街道レーサー
昨日の”走り屋”に続き、今夜は”街道レーサー”的ココロを書いてまいります。
街道レーサーと言いますと、暴走族などと眉をひそめる方もいらっしゃいますが
それにあらず・・とも言えませんが公道で競う気合が入っていた皆さんがいた
頃の話であります。
”HIGHWEY STAR”にも出るようにビッグファットタイヤを履き、走りをよくする
為に全てをいじった車が街道にいた頃、もちろん違反は困りますが、随分と気
合が入った車を見れば「早いんだろうなあ」と憧れたものでした。
街道レーサーの星といえば風吹裕矢らの活躍する”サーキットの狼”の冒頭で
は彼は街道レーサーとして登場する。
さすがにロータスヨーロッパは見ることはなくても、多くの車が街道レーサー仕
様とされていた。
その中に印象的な街道カーとしてのサバンナRX-3がありました。
ノーマルならば少し走りに振った程度の車が”改造”をするとトビキリの”悪”と
なる。
太いタイヤを納めるホイールハウス、いかつい顔、追従を許さぬロータリーエン
ジンで武装すれば、これは先を行くより常に獲物を追う肉食獣となる。
今だから言えますがサバンナRX-3の獰猛な顔を見ると「ハイエナ」チックな印
象があり、ちょっと敬遠したことを覚えています。
街道レーサーが地方なら、風吹裕矢らが走った首都高速は東京の高速レー
シングコースとして「首都高戦闘隊」が走っていた。
あの狭いコースを走る車に憧れていたものでした。
走り屋でも街道レーサーでもない自分が、ロータスの助手席で”怯え”ながら
足を突っ張って乗っていた。
街道レーサーたちの格好のターゲットになっていた頃があったのでした。
安全第一ながら、サーキットの狼を見てまた首都高行きを志願した。
「やったろうじゃんか」と、セリフだけは風吹裕矢な街道レーサー全盛期があ
りました。
Posted by もとお@SEAES at 00:20│Comments(0)
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