2008年09月19日

放課後倶楽部

放課後倶楽部

「放課後、クラブでね!」

さて、そんなことを言ったような思い出は遠くなっても、放課後の楽しさ
を思い出す。

「毎日ギターを提げて学校へ行ってたよ」という時代を過ごし、クラブ活
動時間にはギターを弾いてばかりいた。もちろん動機は不純ながら、
そういう時代だったのさ。

浜名湖フォークジャンボリーの一日目が迫る舞台袖には緊張気味の
仲間たちがいた。

「衣装を変えましたよ」と放課後倶楽部の面々が、用意した歌詞カード
とガンザ(フィルムケースに米などを入れて振るマラカス)を配る手配を
終えて集まっている。

彼らと出合ったのは昨年、「ステージと客席が一緒に歌える歌」を演奏
して一体になろうという彼らの信条は、多くのファンを持ち、演奏がはじ
まる前に会場広く歌詞カードとガンザが配られることになっている。

さて、彼らは一日のファイナルに登場するのです。


放課後倶楽部

フォークジャンボリーはスタッフ手作りのおまつりです。前日からセッテ
ィングに入り、当日は7時の集合時間よりさらに早く集まったスタッフが
まず一日目の締めくくりのバンドを迎える。

まさに彼らの演奏はスタッフの「放課後」への最後の20分になったの
です。

「練習ができなかったんで」 「いや、一緒に盛り上がろう」

「歌もたいしたことはないんで」 「だからみんなで歌おう」

放課後倶楽部の歌は会場を一つにする為に歌われ、シャカシャカとリズ
ムをとり、全員が立ち上がってフォークのお祭りに参加したのでした。

まだ書き終わるのが惜しくて使わない写真の中に、朝一番の出演のみ
なさんが”放課後”まで残ってステージ前に並んで歌う姿が残ります。

彼らは(米津浜近辺の)高校の同級生たちの放課後バンド、放課後だか
らこそ何十年たってもずっと一緒に楽しんでいられるのです。

放課後は、先生が鍵をしめちゃうぞと言いに来るまで学校で歌っていた。

放課後歌った歌は今も心に響いていた。

浜名湖ガーデンパークの野外ステージに初日の夕日が差し込み、一つ
のバンドが歌うと会場はあの頃と同じように一つになって青春の歌を歌
うのです。

「一緒に歌おう」、フォークソングの心が浜名湖に大きく花開きました。

それは夕日の似合う青年たちにはとても似合いの花なのでした。

このカテゴリーは「イチロー的こころのフォークジャンボリー」と連携してい
ます。

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Posted by もとお@SEAES at 14:46│Comments(2)HFJ 2008
この記事へのコメント
取り上げていただいて嬉しいです。
プロとはいえ写真うまいなぁ~。
文章もそうなんですけど…。

縦位置で押さえておいて、こうやって処理するんだと
納得しました。そこまでは追いつかない小池です。
ちゃっかり写真もらって帰ります(笑)。

また飲み会できるといいですね。
Posted by 小池(放課後倶楽部♪) at 2008年09月20日 08:37
小池さん、こんばんは
いえいえ、ごめんなさいねフィナーレに熱くなって
放課後倶楽部の写真が多くありませんでした。
いけないねえ。
また熱く飲みましょう。来年に続くようにね。
ブログでのご活躍拝見しています。
Posted by シイズな二人シイズな二人 at 2008年09月20日 19:25
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