SEAESの眼(SEAES EYES)

まだ、インターネットでは無くパソコン通信全盛期の頃。

当時、勤めていた会社で沖電気さんの「CTStage」というCTIサーバを利用して、
FAXを送信すると自動的にホームページを作成するサービス「WebON!」を作りました。

CTIとは、Computer Telephony Integration。

電話やFAX、電子メールを統合するシステムの事。

コールセンターやサポート業務などを行う会社などのバックアップ機能として、
かなり重宝されていたシステムです。

CTI自体が無くなってしまった訳では無く、
VoIPなどのネット依存型のサービスが多様化した為と、
携帯電話が急速に発達した事などが原因であえて定義する必要も無くなった事が、
要因ではと考察します。

この数年で携帯電話だけでなく、インターネットを接続する為の回線インフラもかなり高速化し、
我々が「WebON!」を展開している時は、INSのテレホーダイとISPさんの勧誘も含んで、
色々なところ商店街の夏祭りなどにお邪魔して啓蒙活動をしていた時代が懐かしいです。

その時、一緒に展開していたのがまさにイチローさんだったというのが、
何とも言えないモノをかもし出している次第なんです。

技術的には、WebON!を遙かに凌駕するサービスが沢山存在しています。

でも、
あのときにマインドが今日にとても生かされている事は言うまでもありません。

これからあのようなサービスを改めて作り出すかどうかはわかりませんが、
違う形で皆さんを刺激出来ればと思っております。

今後の「SEAESな二人」にもご期待下さい。