2010年02月27日
大は小を兼ねる?
トヨタ問題を少し週末に考えておきましょう。
■Business Media 誠:神尾寿の時事日想・特別編:プリウスは本当に“不具合”なのか??クルマのソフトウェア化を考える (1/4)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/25/news015.html
連日、TOYOTAのプリウス問題が紙面を賑わしている。
問題は問題なので、それ自体を擁護するつもりはない。
そう、この問題がこうまで大きくなったのは、
最初の記者会見で適当にお茶を濁そうとした事が、大きな問題になってしまった。
この時、もう少し真面目に取り組んでいたら、ここまで大事にならなかったんじゃないか?
と他人事だから冷静に見えるというものなのだろう。
当事者の皆さんは、そんな事を人に言われるまでも無く、
真摯に対応していると思っているんでしょうけどね。
なかなか思いは伝わらないのが、この手の問題の根が深いところだろう。
先日、三代目プリウスに乗っている知り合いと会った時に、
この辺りの話しを聞いた。
偶然、彼も一度だけだが今回の問題に遭遇した事があるという。
ブレーキタッチって結構シビアだから0.4秒遅れただけでも、冷っとするもの。
いま、物凄い勢いでソフトウェアのアップデートを行っているそうなので、
問題自体は収束する方向に向かうだろう。
”残念ながら日本国内”はと注釈をつけなければらないのだが。
■「米の弁護士ニヤリ? 損失莫大!トヨタ訴訟ラッシュ必至」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/362143/
これだけデカイ話になると、簡単には終息しないんでしょうな。
タンカー火災や油田火災などを鎮火させるには「ダイナマイト」などの火薬を使うという。
その火薬で周辺の空気を吹き飛ばす、一瞬、真空状態にする事で鎮火させるという手法だ。
もの凄く荒治療ではあるが、今のTOYOTAにも終息法があればと思っているんだったら、
少しは人間味があって嬉しいんですが。
大きな問題(リコール)は小さな問題(赤字)を吹き飛ばす事が出来るという。
ちょっとした”小話”でありました。
お後が宜しいようで。
Posted by もとお@SEAES at 17:33│Comments(0)
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