2010年01月08日
電子書籍リーダーとデジタルサイネージ
英Plastic Logic社から電子書籍リーダー「QUE proReader」が発表された。
発売は2010年4月中旬を予定している。
■Plastic Logic
http://www.plasticlogic.com/
この電子書籍リーダーの特徴は電子書籍だけでなくビジネス文章やメール、予定も読めるという。
■QUE proReader
http://www.que.com/
■2010 International CES:メールも読める電子書籍リーダー「QUE」、Plastic Logicが発表——発売は4月半ば - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/08/news020.html
重量は482グラム、10.5インチのディスプレイを搭載するという。
この端末を見て閃いたのが、一世風靡したインベーダーゲームはテーブルとゲーム機が一体化されていた。
あのような端末ほど不恰好である必要は無いが、カフェや喫茶店などに設置されたテーブルに、
電子書籍リーダーがあればわざわざ新聞をホッチキスで止める必要が無くなるんじゃないだろうか?
スポーツ新聞を喫茶店で読むのは好きだが、パソコンの電源を入れるよりも、
テーブルでニュースをチェック出来る方が断然ラクだ。
食事中や休憩中には持って来いである。
ネットカフェに行けばパソコンが使えるじゃんって思う方も多いと思う。
仕事中のビジネスマンがネットカフェに入るのは躊躇する。
そもそもネットカフェのどんよりした空気感がどうしても仕事するモードにさせないのだ。
仕事をしていると白い目で見られるくらいのネガティブな雰囲気がある。
#被害妄想?
そう言えば、タリーズコーヒー/プロントチェーン/ロッテリアの対象店舗で30分間という条件付きではあるが、
公衆無線LAN環境が無料になるという実験を行っている。
■無料インターネット接続
http://wifine.jp/internet/
■Google、タリーズなど370店舗で無料の公衆無線LANをお試し提供 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091130_332465.html
パソコンを持ち歩く習慣がある人であれば、前述のようなサービスを利用する事も有効な手段だろう。
営業マンですらパソコンの持ち出しは難しい状態になってきている。
会社支給のケータイ電話を紛失して始末書なんて話も良く聞く。
そう考えると”据付型”というのが普及させるための一番早道になるのではないか?
もちろんお店側の負担が大きくなるが、デジタルなだけに広告も入れやすくなるだろう。
2010年は端末単体を個人向けに売るというよりも、
備品(什器)として導入するデジタルサイネージという概念の方が商用ベースに乗せやすいのでは無いだろうか?
この分野も成長市場だろうが、コンテンツの供給次第が普及の鍵を握りそうだ。
Posted by もとお@SEAES at 19:52│Comments(0)
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