2009年11月06日
県内統一交通カードを目指す
広島県の交通カード「PASPY(パスピー)」。
このカードは広島電鉄及び広島県内のパス事業者各社が採用した
非接触型カード「FeliCa(フェリカ)」対応のIC乗車カードの事だ。
静岡県西部を中心に展開する遠州鉄道のバスと電車のみでしか使えない
ETカードとは比べ物にならないほどの利便性だ。
カードの名称やサービスは後乗りでも構わないと思うのだが、
そもそも、そういう発想を持って展開しているのかが疑わしいのが現状だろう。
我々ユーザとして使いやすいのは、
何処の地域に行っても使える万能カードを求めているという事。
少なくとも「静岡県内統一交通カード」というコンセプトは、
あっても良いんじゃないだろうか?
私達が住む静岡県という土地を改めて主要な交通網を通して、
見てみよう。
【静岡県主要交通網】
・東名高速インターチェンジ数:17箇所※
・東海道新幹線停車駅数:6箇所※
・東海道線停車駅数:39箇所※
※ブログエントリー時点の数です。
高速道路には、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、
国道には、道の駅があります。
私達が住んでいる静岡県を通過する人達が多いという事が、
お分かりになるだろう。
という事は、
地元のローカルカードが地域で使える事よりも、
他所の地域のカードが使えるようにした方が、より便利になり、
お金を落として貰える可能性が高くなると考えられないだろうか?
SuicaやEdy、nanacoやWAONなど。
大手の電子マネーに対応する事はもちろんの事、
各地域の交通カードが使えるインフラ整備が出来るメリットを、
明確に打ち出して欲しい。
我々の生活がより便利になる事を拒否する理由も無かろう。
今後に期待したい。
■広島県交通系ICカード:PASPY
http://www.paspy.jp/
■Business Media 誠:神尾寿の時事日想:
「地方銀行と交通ICがコラボ --「ひろぎんPASPY」はなぜ生まれたか (1/3)」
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0911/04/news036.html
Posted by もとお@SEAES at 11:05│Comments(0)
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