2009年10月29日
現代の万華鏡

iPhoneアプリの「セカイカメラ」が注目されている。
先日、友人に見せて貰ったのだが、確かに面白い。
でも、iPhoneである必要性があるんだろうか?
デバイスに拘らないとのなら、普通にケータイ電話用アプリでも、
提供頂きたいなと要望したい。
考えてみたら、iPhoneはアプリ自体を売ることも出来るし、
アプリは無償、コンテンツを有償という事にも対応出来る。
そういう意味では、コンテンツプラットホームとしてiPhoneの方が向いているのか。
確かにiアプリで課金出来る方式って、月額契約料として徴収される意外に、
アプリが有償という形態は無い。(少なくとも私は知らない)
そう考えると、
iPhoneは初期費用と維持費用の両方を徴収出来るから、
ケータイアプリを開発しているベンダーがこぞってiPhoneアプリに流れる理由もわかる。
話を戻して「セカイカメラ」から考える拡張世界について考察してみよう。
最近、話題の”拡張現実(AR:Augmented Reality)”とは何なのだろう?
※拡張現実(AR:Augmented Reality)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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拡張現実(かくちょうげんじつ)とは、
現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、
および情報を付加提示された環境そのものを示す。
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とある。
わかりやすく言うと、ドラゴンボールの”スカウター”だ。
#わかりにくいか。(^_^;
セカイカメラというソフトを起動して、液晶画面越しに見ると、
色々とポインティングされている情報が画面上に表示される。
画面内にあるポイントをクリックすると色々な人がペタペタと貼った
情報(写真)が表示される。これが面白いんです。
普通のデジカメでは明らかに表現出来ない。
iPhoneが持つカメラ機能、GPS機能、通信機能が一緒になった事で実現出来たのだ。
今までに無かった表現方法。
”現実を拡張する事”を、実現出来たのだから単純に凄い。
この技術を使って新しい世界観が出来るのだろう。
例えば”街グラス(眼鏡)”みたいがモノがあるとしよう。
この眼鏡をかけて繁華街をうろうろしていると、
目に見えている現実の看板とともにリアルタイムに更新された情報、
例えば入荷している旬のネタや出勤状況などを見ることが出来る。
これだけでも夜の街歩きが楽しくならないだろうか?
ARって、
自動車よりも歩きの方がより楽しいように思う。
それは何故かって?
自動車ではスピードが速すぎて処理している間に次のシーンに移ってしまうから。
ARという技術はアナログ的に歩きで楽しむのが、
今っぽいという事になるんだろう。
新しい商品展開も期待したいものだ。
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Posted by もとお@SEAES at 14:09│Comments(0)
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