2009年10月23日
ふたり鷹世代のelf
新谷かおる先生の作品で大好きなのは「エリア88」と「ふたり鷹」です。
エリアは学生だった頃にビデオで何回か見たんですが、本当に素晴らしい世界感だった。
「ふたり鷹」には少しだけ無理がありながらも、
まだバイクの免許を持ってない頃、「バリバリ伝説」や「あいつとララバイ」とともに、
バイクの免許が欲しいと思わせるきっかけを与えて貰った。
その劇中に出てくる"elf"というワード。
当時のGP界でも有名なブランドだった。
後年、elfはフランスのオイルメーカーだという事を知った。
先日も書いた「タイレルP-34」のメインスポンサーも"elf"だった。
自動車レースでも奇抜な車を世に送り出してきた"elf"だが、
バイク、特に耐久レースでは"elf"の形に注目が集まった。
「前後輪片持ち」。
独特のスタイルはあの大友克洋「AKIRA」の主人公”金田”が乗っているバイクを
彷彿とさせるものがあり、近未来を予感させるという意味では、
本当に衝撃を覚えた事を今でも忘れない。
なんだか最近、そういう古い事ばかりがとても思い出されて、
新しい事が全く覚えられないような年齢になった事も紛れも無い事実だ。
悲しい現実は受入拒否したくなるのは、誰しも同じだろう。
そんな尖がっていた時代のバイクにこそ、
我々の夢を託し、暗さが充満した現代を突っ切っる速さを各メーカーには期待したい。
東京モーターショー2009は始まったが、
我々世代を熱くさせる車(バイク)には、至っていない。
妥協はいらない。
借金しても欲しくなるような提案を期待したい。
■ze Last Chance Garage du 7-8: Elf "E" & the Elf 2-3-4-5 serie
http://zelastchancegaragedu78.blogspot.com/2009/04/elf-e-elf-2-3-4-5-serie.html
Posted by もとお@SEAES at 12:09│Comments(0)
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