2009年10月21日
電子書籍リーダーを考察する

今日も新しい電子書籍リーダーが発表された。
米Barnes & Nobleの電子書籍リーダー「nook」だ。
■Nook, eBook Reader, eBook Device - Barnes & Noble
http://www.barnesandnoble.com/nook/index.asp
先日、米Amazonの「Kindle」にも同じような事が発表され、
新しく発表される電子書籍リーダーってどう使うのか?という事を、
ずっと考えていたのだが、ようやく少し考えがまとまった。
私も先入観でこの手の端末を使って読むのは文庫本サイズの書籍を想像しがちだった。
でも、ちょっと待って。
そこが間違い何じゃないか?という事の今日気がついたのだ。
少し気になっていたのだが、米Amazon「Kindle」の端末サイズだ。
あの大きさは文庫本サイズとはいえないだろう。
という事は、
文庫的な書籍を読ませる端末では無いんじゃない?という逆転の発想から生まれた。
では、何を読ませるのか?
そう。
この端末で私のような単身者向けに定期購読している書籍(いわゆる雑誌)を、
ネット経由で配信するという事を狙っているんじゃないか?と気がついてしまったのだ。
※完全に想像の世界です。
定期購読の雑誌を出張中にフォロー出来るとなると、
もの凄く便利だ。
逆に大きさ的には雑誌サイズ(A4くらい)でも問題無い。
但し、重さと薄さは重要だが。
そう考えると「電子書籍リーダー」って、
もの凄く使える端末何じゃないか?と思えてきた。
電子化される事で、
1)かさばらない
2)紙資源が無駄使いにならない
3)片付けの手間が省ける
4)データの再利用化がしやすい
5)検索対象となる
6)保存がきく
などなど。
何れにしても”2)紙資源が無駄にならない”は、
ECOを考える上でとても重要な要素になるだろう。
電子的に配信出来るとなると、
我々、ユーザとしても喜ばしい事がもっとあるだろう。
そう、流通コストが下げられるからコンテンツとしての費用が下がるだろう。
それに「月刊」や「週刊」などの発行日がよりリアルタイムに近づく。
デメリットとしては、書籍とWebとの違いをどのように見せるか?
という事くらいかな?
これは、
既に始まっている課題だから今更取り上げる必要も無いのかもしれない。
何れにしても、
考え方一つで、もの凄く魅力的な端末に思えてきた。
今後、漫画業界を初め雑誌業界の取組に期待したい。
広告が取れるかが鍵かな?
ま、読まれないで休刊するくらいならトライしてみても良いように思うんですが、
如何ですか?>関係者各位
■米Googleが約50万冊の作品を米Barnes & Nobleの電子書籍ストアに提供、無料で利用可能に
http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090721/334156/
■Barnes & Noble - Books, Textbooks, Used Books, DVDs, Music, Toys, Home & Gift
http://www.barnesandnoble.com/
Posted by もとお@SEAES at 21:46│Comments(0)
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