2009年09月04日
好調ハイブリッド車と枯渇するレアメタル

昨日、メルセデスベンツが輸入車で初めてのハイブリッド(HV)車を発表した。
このニュースを見たことと同時にハイブリッド車に欠かせない”レアメタル”の事が頭をよぎった。
そもそも、”レアメタル”って何だろう?という方に、
今一度、確認しておきましょう。
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レアメタルとは、
レアメタル(希少金属)は非鉄金属のうち、
様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく希少な金属のこと。
■一覧
・リチウム/ベリリウム/ホウ素 (希土類)/チタン/バナジウム/クロム/マンガン/コバルト
・ニッケル/ガリウム/ゲルマニウム/セレン/ルビジウム/ストロンチウム/ジルコニウム/ニオブ
・モリブデン/パラジウム/インジウム/アンチモン/テルル/セシウム/バリウム/ハフニウム
・タンタル/タングステン/レニウム/白金/タリウム/ビスマス
■希土類元素(レアアース)
・スカンジウム/イットリウム/ランタン/セリウム/プラセオジム/ネオジム/プロメチウム
・サマリウム/ユーロピウム/ガドリニウム/テルビウム/ジスプロシウム/ホルミウム/エルビウム
・ツリウム/イッテルビウム/ルテチウム
※レアメタル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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いま、自動車業界だけで無くコンピュータ業界でも”レアメタル”は本当に貴重なのだ。
これが無ければ我々の生活は立ちゆかないというくらい必要なものになってきているのだ。
常に便利さの裏にはリスクがあるという事になるのだろう。
自動車で言えば、究極は「燃料レス」で走る車が一番地球環境に優しいのでは?
と思うのだが、間違っているのだろうか?
また、地球環境に優しいのは何も”ハイブリッド”という手段だけでなく、
電気を初め色々な燃料を使って走るようにしようと各社試みているのだ。
そんな中、天然ガスを燃料に走るVWシロッコが耐久レースで優勝したと言う
ニュースが入ってきた。
これこれ!
今に妥協しないメーカーの姿勢が重要なんだと思います。
ハイブリッドがいけないのでは無く、既存のガソリンやディーゼルでも、
まだまだ技術革新の余地があるのではないか?という事。
全ての可能性を網羅してトライするのは確かに難しいのかもしれない。
でも、今こそジョイントベンチャー(JV)的に共同開発みたいな取組に力を入れて欲しいと、
単なる車好きからの御願いなのである。
これからの進化し続ける自動車を微力ながら応援していきたい。
【天然ガス】
■フォルクスワーゲン、ニュルブルクリンク24時間レースでシロッコGT24が、
AT(代替燃料)及び2.0リッターガソリンターボエンジンクラスでそれぞれクラス優勝
http://www.volkswagen.co.jp/information/news/2009/20090525_2/
■VW シロッコ 天然ガス仕様、ニュル24時間耐久に参戦
http://response.jp/issue/2009/0420/article123497_1.html
■ガソリン車を抜いた!独ニュルで見た天然ガス車の実力
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090701/101776/
【ハイブリッド・メルセデス】
■メルセデス・ベンツ、「Sクラス」にハイブリッドモデル
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090903_312748.html
■メルセデス・ベンツ Sクラス ハイブリッドロング 新発売
http://autoc-one.jp/news/370358/
■メルセデスSクラスハイブリッド発売
http://www.carview.co.jp/news/0/114026/
Posted by もとお@SEAES at 10:00│Comments(0)
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