2008年11月25日

田楽は目で食う

田楽は目で食う

山間の村を紅葉狩りを兼ねて走っていると、「五平もち」だの「味噌田楽」だのという
のぼりをみる。

ちょっと立ち寄ってはいただくから、いざご飯となっても腹半分は途中食いの為に
満たされている。 初冬のドライブはまたうまいもの探し旅でもあります。

「おでん食べましょうか」と言われたのは「味噌田楽」のこと、いわば味噌おでんで
ある。静岡県も広く、静岡おでんと呼ばれる真っ黒な煮汁のものもうまいものですが、
遠州から三河あたりとなると、味噌を塗ったコンニャクもおでんと呼ばれています。

田楽と聞けばうまい味噌のこと、プルプルのコンニャクが湯気をあげて出てくること
を思い、舌なめずりするのであります。

田楽とは古くから伝わる田楽おどりのこと、この演目の中に、田に竹馬のように踊る
ものがあり、そのさまから竹に刺したものを田楽と言うようになったとか

田楽を詠んだ古き川柳を知りました。

「田楽は昔は目で見今は食ひ」

やはり寒い冬には見るだけより食うほうがよい。 柚子味噌の香りとともにプルンと
した田楽をいただきました。

めがねが曇るほどのおいしさでした。

・・・口のまわりを味噌だらけにしたのはだ~れだ!。


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