2008年11月14日

植物が長生きな訳

植物が長生きな訳

「中高年のみなさん」、なんて自分のことを言われて「歳をとったな」なんてお嘆き
のみなさん。

日本では屋久島の大王杉(3000年)や縄文杉(2170年)でおなじみの長寿の木
の世界記録はヨーロッパトウヒの9550年だと言います。

この記録を書いたコラムに長寿な樹木の面白い理由が書かれていましたので紹介
させていただきます。

「動物はほとんどの細胞が分裂して若さを保っていますが、分裂しない心臓の筋肉
細胞などが死んでしまえば寿命の限界となるそうです」

ところが、植物は違う

「樹木の場合、生きているのは根や葉、表皮などの一部だけで、他のほとんどの部
分はすでに死んでいる細胞なんです。死んだ細胞の外側に新しくできた細胞が付け
加わっていくという形で成長しているんですね。つまり、樹木は死んでしまった古い
細胞を、木を支えるための柱として利用し、幹を上へ上へと伸ばしているというわけ
です」

なるほど、樹木は死んで(そこで人の役に立ちますが)いる細胞を支えに生きている
わけです。

人間は全てを生かしているから、いずれ亡くなってしまいますが、木は行き方そのも
のが違う。
森の木を見ると、スッと落ち着きその太さ力づよさに圧倒されますが、我々よりずっと
長く生きる命を見れば確かにその理由はわかりますね。

木は死しても我々にさまざまな素材となる体を残す、我々はいったい何を残すか。

SESESの資産はブログ程度です。 それまで書き続けてみましょう。


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