2008年11月07日
MA-1の季節

長く愛用していながら、汚してしまう冬ジャケットがある。
ご存知MA-1は戦闘機に乗るパイロットが着るジャケットのリメイクを着ている。
戦闘機に乗る為に、ヘルメットの邪魔にならないよう丸首で襟がニットになって
おり、腰までの短い寸法になっているから、サイズが難しい。
なんていってもデカ男には、なかなかサイズが合わないのである。
パイロットを気取るなら腰で着る短かさで決めなくてはいけないのだ。
裏は鮮やかな蛍光オレンジとなっていて、リバーシブルで着ることができるの
は、いざ墜落となったりした時、目立つように裏で着て信号の変わりにするとか、
これなら、いざ、はなくとも覚えておけば目立つこと間違いなしである。
初めての待ち合わせに、「オレ、オレンジのジャケット着てるから」なんていえば
間違いはないけれど、ちょっと街中では視線を浴びてしまうかもしれません。
薄着のTシャツにMA-1を着れば空気を通さないから体温で暖まり具合がいい。
遠くまで言って買い求め気取って着ていると、作業服屋さんに同じようなものが
売っていて、建築業のみなさんが作業着として着ている。
「オレの本物」などといっても、遠目にはわからないのである。
かつて建築関係に勤めているときは、これを羽織っていた。
腰までしかないのは、いわゆるドカジャンと違い、作業しやすいのはパイロットの
服としてデザインされたからなのだ。
「ドカ」を着ている仲間の前で、少々腰あたりが寒くても、本物本物と暖かいふり
をする。
それでもヘビーデューティーなMA-1は冬のカッコいいアウターとしてどんなシチュ
エーションにも似合う服なのです。
今年は新調してみようかなと、仕事場のパソコンコックピットでつぶやいています。
Posted by もとお@SEAES at 11:10│Comments(0)
│SEAESな商品



