2008年10月25日
ギャートルズの肉
今はもう昔、仕事場の先輩が疲れてくると、仕事を放り出して「肉だぁ!」と
叫んでいた。彼は疲れには「焼肉」至上主義で、「肉肉、肉肉っ」と叫びなが
ら焼肉をくらう。
翌日には張り切って働いていましたから、やはり肉は疲れには効くのでしょ
うね。
さて、肉と言えば思い出すのが園山俊二さんのマンガ「はじめ人間ギャート
ルズ」に出てきた肉でした。
誰の思い出にも出てくるのが、マンモー(マンモス)の肉の輪切り、そして
骨がついた肉の塊でした。
子供の頃にはマンガでまずはおいしいものと想像していたものがたくさん
ありました。
以前にも書きましたが、ポパイに出てくるウィンピーが食べるハンバーガー
を甘いものだと思いこんでいたのは、あれがどら焼きに見えていたからでし
た。まだ世の中にはマクドナルドも、ハンバーガーもない頃のことでした。
ときに、常に地平線が見えていて、家は洞穴、焚き火の調理と、今のアウト
ドア好きだけでなく、子供たちにも大人にも夢を与えてくれたものでした。
あの肉の塊を焼き、勇敢に猟に出かけてマンモーと戦ってくるオトーサンは
男らしかったものでしたね。
先日しずおか畜産フェアへ立ち寄ると、するが牛のもも一本分が炭火で焼
かれていました。
もちろん骨つきの肉はぐるぐる回されて焼かれていましたが、前日から焼い
ていると聞きました。
重そうでしたから、聞いてみると、片ももだけでも60キロもあるとか。
100g単位で食べるような現代人には、驚きの量なのでした。
果たしてマンモーの輪切りはいったい何キロあったことか、それより焼くのも
大変だったでしょうね。
はじめ人間の放送リストを見てみると、なかなか面白い。
「カカッターンの巻/スキスキフラレタンの巻」 とか、「ハルンイッチバンの巻/
ビンボーカミーンの巻」などなど、はじめ人間の言葉に現代の言葉の起こりを
見た!
なんてヨロコンデ、リストを見ています。
今夜はマンモーの焼肉にしますかね。
Posted by もとお@SEAES at 18:28│Comments(0)
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