2008年09月10日

夕顔の扇




NHKの番組、プロフェッショナルを見ていた。

京の菓子司が父の店を継ぎ、何年たっても父を越えられず比較されて
いたことを布石に菓子司と呼ばれるまでを伝えていた。

菓子司はお客様と向き合い、お客様の声を聞き、ひとつひとつの注文を
最後の注文として請ける「一期一会」として対応したことから自ら
を変えた。

彼は菓子をお客様の会に合わせ、テーマを聞いて考え、学んで心を知り
菓子を創作し、その理解の成果物である菓子を緊張をもって提出する。

提案を押しつけるものではなく買っていただくものだと言う。

一流だからこそプロフェッショナルと言う。

私たちの仕事は策を考え説明し、価値のあるものとして提案している。

彼は買っていただくものだと言う。

策を考えるものは策に溺れることがある。
一回の注文だと考えず、数多くのもののひとつだと考え、事例や策に
持ち込んでしまう。

お客様との関係はいつも一期一会。

大切な納品の為には後がない気持ちで取り組まねばならない。

京の菓子司がプロフェッショナルの持つ心を教えてくれました。

先週からの遅れで言い訳ばかりしていてはいけませんね。
さて明日からも一期一会、みなさんとお目にかかります。


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