2008年07月27日
海苔粥の夜
ハフッ、アツツ・・・
「太っている人は早食いなんだよ」などと言われながら粥をすする。
店から夏バテ防止になるんですからと勧められたのは、熱い海苔粥でした。
アツアツアツツ・・三人の(少々)肥満体が額に汗をして粥に取り組めば、
粥はまたたく間に平らげられる。
粥は浜名湖の海苔を浮かべ、熱いトロミをもたせた熱粥であります。
冷たいおしぼりはうつむいた首のうなじを冷やしている。
一人は冷たい水を含んでは食べ、三人でにらめっこのようにフッフーと吹き
ながら粥を食い進んでいったのでありました。
古い店の古いエアコンはンゴロンゴロンとアフリカの自然公園のような音を
立てて働きをアピールしています。
もう作りの古い建物は真夏の日差しを浴びて熱をはらみきっている。
その中ではテーブルについた(少々)肥満体が三人で顔を合わせて熱粥を
いただいているのです。
「暑苦しい三人」、(少々痩せ型)は言い、フウフウと息から熱を吐き、粥は
平らげられたのでした。
「少々塩が濃いな」などと言えば、「キャラクターの方がもっと濃いな」とやり
かえされる。
濃いめの(少々肥満な)三人は腹をかかえておしぼりを使う。
「夏にそれだけ食べれば、夏バテはないな」
うんうんと頷き、夏バテ痩せ型君の手のつけていない粥を分け合った三人
なのでありました。
舌が・・・ひりひり、、、、さて、冷製のスープでも追加を・・・・
夏バテは関係ない、三人はさらに食い続けるのでありました。
Posted by もとお@SEAES at 20:46│Comments(0)
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